パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 エイペクス達の密談

タクは資料を取り出した。マサヒロはそれを見て、

「おい、本当に大丈夫なんだろうな。彼を信用して。」

「大丈夫だって、俺が見つけて来たんだぞ。ちゃんと話し合いを重ねて信頼の置ける仲間だと認識したからここに呼んだんだ。」

タクはマサヒロとリョウにトルキオタワーの隣にある軍事施設の地図と説明書きを配りながら言った。

「それにこの作戦は大勢のボトムが必要だ。それができるのは彼しかいない。」

マサヒロは腕を解き、資料を一瞥してすぐリョウを見た。

「・・・確かに。リョウ君、すまなかったね。これは我々にとっても大変なプロジェクトなんだ。もし露見すれば、我々の命はおろか、家族、場合によっては地球人全てがブイユに滅ぼされるかもしれん。だから少々、慎重になり過ぎてしまった。」

謝罪するマサヒロに恐縮しながらリョウは顔の前に手を振り、返答する。

「いえ、わかります。この計画がバレたら、大変なことになりますものね。」

タクはホッとした表情で溜息をついた。