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支配された惑星
第7章 決断
『さあ、反乱計画について、知ってることを言ってもらおうか。』

!?

計画がばれている?
なぜ?
ルミカは脳をフル回転させ、考えた。

『リョウを泳がせたのは私の案だ。反乱計画のことはすでにある程度調べはついていたが、いつ決行するかが不明だった。』

ブルガが勝者の余裕からか、雄弁に語る。

『そこでリョウが怒りのあまり、作戦の決行を早めることを想定し、アイリを供出させたのだ。』

ルミカは流れる冷や汗を拭えずにいた。

『案の定、タワーにやってきたリョウはアイリが供出されたことを確信する。そこでは捕縛せず、一旦帰すことで仲間に連絡を取らせ、決行日を決めさせたわけだ。』

『お前のことも調べていた。リョウ、アイリが懇意にしているお前には、リョウも作戦のことを話すだろうと。そして、アイリをエサに待っていれば必ず助けに来る。革命となればここは戦場となり、そうなればアイリも無事ではすまない。』
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