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第1章 これは夢か？　幻か？　再び始まる……凌辱の日々……

　なにもない、ただ広大なだけの部屋で、私と女性教官は向かい合っていたわ。
　なぜ向かい合っているかというと、試験結果を聞くためですわ……。

　通称・魔法少女認定試験。

　科学の代わりに魔法によって近代化を果たしたこの世界では、よほどの事情がない限り義務教育中に、この試験を受けるのが通例になっていますわ。
　
　ここで教官の容姿について！？　簡単に説明しておきますわね。

　歳は２０代そこそこで、少しウェーブのかかった黒髪の美しく女性よ。

　服装は、長身の肢体をピッタリと包む妖艶な魔女のコスチュームで、その豊満なカラダを際立たせているわね。

　私も……もう少し大人になったら教官みたいな美しい女性になれるのでしょうか？？？

　私は……年の割には幼く見えてしまう。この幼児体型がイヤでイヤで仕方がないのです。

　早く大人になりたいわ。

「今から、乙種魔法少女認定試験・一次検査の結果を伝えます」
　
　意志の強さと聡明さを感じさせる生気にあふれたエメラルド色の瞳がっ！？　まっすぐ私のことを見つめてきます。