この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷属の首輪 (革命軍編)
第14章 決して抗えぬ運命……翻弄される心……
「まさか? 剣だけでなく『鎌』も使えるとは、正直驚いだぜ。でも残念だったな、俺は用心深くて、決して隙を見せない男だ。だから……念のためトラップを仕掛けて置いて正解だったぜ」
「ぐっ……何だと……が、がはっ!」

 立ち上がろうとするグレイファス先生。だけど負っているダメージは深く、動くだけでも苦しそうだわ。
 白いコスチュームからは、じわりと血が滲んでいる。

「相変わらず貧相な身体つきだな。特にその真っ平ら胸は、女性的魅力的が欠如していると言って過言ではない。この俺様が揉んで大きくしてやろうか?」
「黙れっ! 大きなお世話だ」
 
 グレイファス先生は羞恥に頬を染め、不躾な視線から逃れるように身体を丸めたわ。

 グレイファス先生の名誉ために言っておくが、先生は『美人』だ。

 あの鍛え抜かれた身体は、無駄な脂肪が一切なく、ほっそりとていて全体的に引き締まっているけど、決してムキムキではなく。
 タイトなミニスカートから見える太ももは芸術の域まで高められ、あれこそまさに私の考える究極の美。

 『健康美』だわ。

 ややキツめの美貌は、私にはない大人の魅力を漂わせているし。
 でも確かに胸の膨らみが乏しいのは否めないわね。  

「ごめん、なさい……先生……私がもっと、早くトラップに、んんっ……気がづいていれば……」
「決してあなたの所為じゃないわ。相手の方が一枚上手だった……それだけのことよ」

 でもやっぱり……これは私のミスね。
 トラップが仕掛けられていることを考慮しなかった、私のミスね。
 囮として役割もちゃんと果たせないなんて……不甲斐ないわ。


/268ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ