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隷属の首輪 (革命軍編)
第15章 【エリーゼス視点】 救出作戦
 黒髪をポニーテールにまとめ、マジメそうな美貌に眼帯を付けた幼なじみの魔法使いのモニカが、心配そうに見詰めてきたわ。

「まさか、アレをやるつもりですか? エリー」

 まるでクリスタルベルのごとく透き通った少女の声。
長い戦いのせいだろう。うっすらと汗のしずくが浮かび、少女らしい甘いミルク香りを漂わせ。
膝上までのやや短いスカートが、強風で捲れ上げられている。
 チラリと覗く、きめ細かくスラリと伸びた太もも、膝上までを覆う青いラインの入った黒いブーツが、雪原のごとく白い肌を際立たせていた。

「ええ、もう時間がありませんからね。たあああああっっ!」

スカートが完全に捲れ、可愛らしいピンク色のショーツが丸見えになってしまうのも構わず、ワタシは怒濤の気合とともに、敵陣へと斬りこんでいく。
神聖魔法を付与した剣で一振りするたびに、数体のアンデットを浄化し、道を作っていく。
 聖女様ほど大規模な神聖魔法は使えないけど、ワタシだって聖職者を志す者ですから、神聖魔法くらいは使えます。
 とは言え未熟なワタシが使えるのはこれだけですけど……。
 さらに神聖魔法には大きな欠点があります。
 アンデットを浄化するたびに、術者が穢れていくというものです。
 それは……つまり、魔女に近づくということですわ。
 魔女とは、聖職者達の成れの果てだと言われてますからね。

 そのため術者は、穢れを清める方法も心得ているわ。性的交渉における最高の快感の瞬間にーーーー穢れは清められると言われているのよ。

 故に聖職者は、倒錯欲望を持った人がたくさんいます。

 ワタシにも特殊な性癖がありませんからね。
 それは……体臭性愛者なのです。
 戦場独特の血生臭い匂いとか、何日も着込んだ鎧の汗の臭い匂いとか、嗅いでいると興奮してしまう変態なですよねぇ。
 
「ああっ……」
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