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隷属の首輪 (革命軍編)
第16章 【グレイファス視点】 亜人との出会い
「ごめんなさい……助けーーーー」
私の声を遮るように
「別に謝らなくてもいいわよ。人助けわ、アタシの趣味みたいなものだし、別に気にしてないからさ……でもその様子だと自分で着替えるのも難しいみたいね」
「すみません、手足にうまく力が入らなくて……」
「なら、私が着替えさせてあげるよ」
「えっ! ちょっと」
突然、少女は私の身体に触れてきたので、思わず叫び声をあげてしまう。
「コラ、暴れないでください」
フードがめくれあがり……その素顔が見えてた。
――ああ、やっぱり亜人だった。
それも世にも珍しい『竜種』の亜人だった。
あの黄金瞳に星形の紋様は間違いないわ。
「でも、これはちょっと恥ずかしいわ……きゃあっ! 変なところ触らないで……イヤアアアァァ」
「しょうがないでしょ……変な声上げないでよ……おとなしくしててよ」
私はあまりの恥ずかしさで顔を真っ赤に染める。他人に着替えを手伝ってもらうということが、これほどまでに恥ずかしいものだとは思ってもみなかったわ。
そのあと大人しくベッドに横になったわ。
動き回るだけの体力がまだ回復してなかったというのもあるけど……一番の理由としては、これ以上彼女に身体を触れたくなかったからよ。
ベッドの中に入ってしまえば、彼女も手が出せないもの。そのままシーツの中に潜り込み、眠りについたわ。
私の声を遮るように
「別に謝らなくてもいいわよ。人助けわ、アタシの趣味みたいなものだし、別に気にしてないからさ……でもその様子だと自分で着替えるのも難しいみたいね」
「すみません、手足にうまく力が入らなくて……」
「なら、私が着替えさせてあげるよ」
「えっ! ちょっと」
突然、少女は私の身体に触れてきたので、思わず叫び声をあげてしまう。
「コラ、暴れないでください」
フードがめくれあがり……その素顔が見えてた。
――ああ、やっぱり亜人だった。
それも世にも珍しい『竜種』の亜人だった。
あの黄金瞳に星形の紋様は間違いないわ。
「でも、これはちょっと恥ずかしいわ……きゃあっ! 変なところ触らないで……イヤアアアァァ」
「しょうがないでしょ……変な声上げないでよ……おとなしくしててよ」
私はあまりの恥ずかしさで顔を真っ赤に染める。他人に着替えを手伝ってもらうということが、これほどまでに恥ずかしいものだとは思ってもみなかったわ。
そのあと大人しくベッドに横になったわ。
動き回るだけの体力がまだ回復してなかったというのもあるけど……一番の理由としては、これ以上彼女に身体を触れたくなかったからよ。
ベッドの中に入ってしまえば、彼女も手が出せないもの。そのままシーツの中に潜り込み、眠りについたわ。