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第1章 これは夢か？　幻か？　再び始まる……凌辱の日々……

「そ、それなら、そんな、検査なんて……しなくても……」
「そういうわけにはいきません。これは規則ですから……破れば貴女だけでなく、貴まで罰則を受けることなりますからね」
「そ、そんな……」

　そういえば、ここに来る前に教官も同じようなこと言われましたっけ……。

「アナタがこれから編入する学校は、一流の淑女を養成するため教育機関ですわ。そのためには上下関係が厳しいことでも有名です。そのことはもちろん理解していますわね」
「はい」
「いい返事ですね。ならば当然、あらゆる者の規範になれるよう、厳しい規則が求められるのも分かるわね。だから上級生や先生に対しては『絶対服従』よ。もし破れば……その時はーーわかるわね」
「はい」

　そう聞かれたら、『はい』と答えることしかできないでしょ。

　絶対服従なって……吐き気がするほどに、嫌いな言葉だけど……これも魔法少女になるためだと思ってガマンすることにしました。

　――それが試験内容だというのなら……従いしか他……ありませんでしたから。