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隷属の首輪 (革命軍編)
第1章 これは夢か? 幻か? 再び始まる……凌辱の日々……
コン、コン。突然、保健室のドアがノックされたわ。
「はい?」
ガラッ、と無遠慮な音を立てて、ドアが大きく開かれ、そこに立っていたのは、見知らぬ大人の女性の方でした。
「よかったら、わたしもまぜてちょうだい」
少しクセのついた腰まで届く紅い髪を揺らしながら入室してきました。
「それは構いませんけど……理事長っ!?」
「ありがとう、綾川さん」
理事長と呼ばれた赤髪の女性の背は高くて、漆黒のロングドレスが肢体にぴったりと貼りつき、肉感的なボディラインを露にしていました。
スカートの左サイドには腰のくびれ近くまで大胆すぎるスリットが入れられ、ムッチリと脂の乗ったお尻と太ももが見え隠れしていて……そこから伸びる極上の美脚の終点、足の先には赤いハイヒール。
「久しぶりねぇ、ミクリア・シィーアーナ。何年ぶりかしら」
すっと伸びた鼻筋や真一文字に結ばれた唇に漂う『気品』は、長い年月が培った血統を思わせるほど、質が高いモノで……。
彼女の美しさの前では、そこらの貴族など話になりません。
そして何よりも私が退かれたのは、仮面の奥で輝く赤い眼よ。
くっきり切れ長の二重には、儚さと強さが絶妙のバランスで融合して、まつ毛の一本一本までもが丁寧に作られた至高の装飾品のようだわ。
赤い宝石のような瞳の中では、燃えるような怒りと憎しみが煌めいてーーーこれと同じ輝きを放つ瞳をーー私はどこかで見たような気がするけど……思い出すことができませんした。
「はい?」
ガラッ、と無遠慮な音を立てて、ドアが大きく開かれ、そこに立っていたのは、見知らぬ大人の女性の方でした。
「よかったら、わたしもまぜてちょうだい」
少しクセのついた腰まで届く紅い髪を揺らしながら入室してきました。
「それは構いませんけど……理事長っ!?」
「ありがとう、綾川さん」
理事長と呼ばれた赤髪の女性の背は高くて、漆黒のロングドレスが肢体にぴったりと貼りつき、肉感的なボディラインを露にしていました。
スカートの左サイドには腰のくびれ近くまで大胆すぎるスリットが入れられ、ムッチリと脂の乗ったお尻と太ももが見え隠れしていて……そこから伸びる極上の美脚の終点、足の先には赤いハイヒール。
「久しぶりねぇ、ミクリア・シィーアーナ。何年ぶりかしら」
すっと伸びた鼻筋や真一文字に結ばれた唇に漂う『気品』は、長い年月が培った血統を思わせるほど、質が高いモノで……。
彼女の美しさの前では、そこらの貴族など話になりません。
そして何よりも私が退かれたのは、仮面の奥で輝く赤い眼よ。
くっきり切れ長の二重には、儚さと強さが絶妙のバランスで融合して、まつ毛の一本一本までもが丁寧に作られた至高の装飾品のようだわ。
赤い宝石のような瞳の中では、燃えるような怒りと憎しみが煌めいてーーーこれと同じ輝きを放つ瞳をーー私はどこかで見たような気がするけど……思い出すことができませんした。