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いじっぱりなシークレットムーン
第11章 Protecting Moon
やがて身体に、既に用意されていた白い大きめのタオルを巻き付けて、ネコにシャワーをあてると、毛が含んでいた泥が流れていく。
「まったく、どうしてこんなになるまで泥で遊んだのよ」
シャワーを止め、ボディーシャンプーで泡立てる。指先でマッサージするように泡立てていけば、ネコの尻尾が大きく揺れた。
人間なら口笛を吹いていそうなイメージ。
あたしは下僕か、この女王様ネコめ!
そう憤りながら、ネコをごしごしと泡立てると、真っ黒い泡がもこもこと膨張する。
「うわ、黒い羊ちゃんだね」
杏奈が、白いタオルを身体に巻き付けながら、屈む。
胸の谷間がくっきり。
気持ちよさそうな、白いお餅が隙間から見える。
くそっ、ロリの格好していても、三十路でも美人でボンキュッボンッなんて反則だ。
洗い流そうとシャワーを出そうとすると、勝手に湯が出る。
タオルを巻いた衣里が、杏奈とあたしの間に座り、やはり屈みながらシャワーを、黒いもこもこネコにかけた。真っ黒い泡が溶け、泥水が流れていく。
「あんた達、いいよ先にお風呂に入ってて。私達ネコ洗ってるから」
「はぁい」
五人の女の子達は、奥にあるプールのような浴槽に入り、はしゃいでいた。
不意にネコの手が、衣里の胸とタオルの間に入る。
「……このエロネコ!」
乳房を肉球で叩いているらしい。衣里のいつもはあまり目立たない、肉感的な胸が、タオル越しからでも見事に揺れているのがわかる。
衣里は杏奈と共に隠れ巨乳なのだ。
あたしの見立てでは、杏奈がEカップ、衣里はFカップだ。
ちなみにあたしは、限りなくCに近いDカップだ。
衣里が指でペチペチとネコの顔を叩きながら、二度目のボディーシャンプーをつけて、杏奈と三人で泡立てる。
気持ちよさそうな表情のネコを見ながら、泡が白くなっていることに満足する。