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いじっぱりなシークレットムーン
第11章 Protecting Moon
 

 海老があるけど、二文字だよね!?

 カニってどんな漢字だったっけ?

 あ、鮭なら書ける!


 だけど皆も同じことを考えているのか、鮭と呟きが聞こえてくる。

 そして鮭はものすごく小さい。すぐなくなってしまう。

 つまり難易度高いものが沢山あるようだ。

 魚の名前がわかっても、漢字とひらがなが一致しないと食べれない。

 そして恐らく――。

「非常識人間ばかりであられたら、お話することはありません。とっととお帰り下さい」

 この極妻!!!

「みゃっ」

 それに倣うように、ネコも鳴く。


「どの程度を非常識人間ばかりだと?」

 朱羽が尋ねた。

「そうですね、お一人七つずつ、半数以上の方が正解すれば認めます」

 つまり十人以上が、魚介類を漢字一文字とよみがなを正解させないと、強制退去させられてしまう。

 ネコを捕まえて洗っただけで、次に繋げられない。

「尚、不正を防止するために、後ろに給仕を控えさせて頂きます。不正が発覚した場合は、ひとりであっても、全員でお帰り願います」

 ああ――。

 ネコ発見の感謝の晩餐ではない。

 これはあたし達を試しているだけだ。


 知識人は恐らく朱羽と衣里、杏奈がいけるか。

 それだけで三人だ、あと七人クリアしないといけない。


 な ん で こ う な っ た?
 
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