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*。:゚+ 小鳥遊 医局長の結婚生活+゚*。:゚
第4章 贖罪
「僕も経験がありませんが…経験が無いのが普通だと思いますが、特に双子のお産とリスク自体は変わりはないと思いますよ。」

産婦人科医は驚くよりも、呆れているように冬には見えた。

異父二卵性双生児。

「性別判りますけどどうしますか?」

産婦人科医はエコー画面を見ながらいった。



「…であなたは、聞いてこなかったの?」

春は怒っていた。

「だって…ガクさんも静さんにもどうするか聞いて無かったから。私はどちらでも良かったけど。」

冬は口を尖らせた。

「だったら聞いてきて、二人には内緒にしておけば良いじゃない!」

「そんなこと言って、お母さんが黙って居られないでしょう?」

「性別が判らないんだったら、白とか黄色のお洋服ばっかりになっちゃうじゃない!そんなの嫌よ。揃えるならピンクとか青に統一したいのに。」

…ってあなたの子供じゃないでしょう?

春は暫く不機嫌なままだった。
今泉が産前休暇に入り、冬と一緒に過ごしていた。予定入院を勧められていたが時々お腹は張るものの、昼間は今泉が甲斐甲斐しく冬の傍について、面倒を見ていたので、出来るだけ長く家で過ごしたかった。献身的な今泉を春が見て、そんなに冬を甘やかしたら後が大変よと言って笑った。
小鳥遊が帰宅すると、いつも冬の傍に居る今泉に少し妬けたが、ほぼ毎晩、冬は小鳥遊の寝室で過ごした。

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