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壊してほしい
第1章 拾った女の子
『……しなくていいの。
お願い、こうしてて……』
雫石が辛そうな声を出す。
(しなくていいのったって…………)
雫石の裸の胸が背中に当たっている。
それを「しなくていい」と言われてもムリだ。
いや、そもそも俺がダメだって言ったわけだから矛盾してるな。
混乱してきた。
『………あのさ。
裸で抱きつかれたらどうしてもさぁ……』
――もういい。
自棄だ。
自分に言い訳をするのも嫌になった氷月は、
雫石のほうに向くと顎を持ち上げて唇を重ねた。
そして再びベッドに倒れ込んだ。
お願い、こうしてて……』
雫石が辛そうな声を出す。
(しなくていいのったって…………)
雫石の裸の胸が背中に当たっている。
それを「しなくていい」と言われてもムリだ。
いや、そもそも俺がダメだって言ったわけだから矛盾してるな。
混乱してきた。
『………あのさ。
裸で抱きつかれたらどうしてもさぁ……』
――もういい。
自棄だ。
自分に言い訳をするのも嫌になった氷月は、
雫石のほうに向くと顎を持ち上げて唇を重ねた。
そして再びベッドに倒れ込んだ。