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壊してほしい
第1章 拾った女の子
『――そうしてほしいの?』

思いがけず、
雫石が真剣に返す。


氷月はスプーンを持った手を止めて雫石を見た。


目が合う。


『………そうしてほしい』口を衝いて出た言葉。


本音なのか、
雰囲気に流されたのか分からない。


雫石が氷月の頬に手を伸ばした。

『……お米ついてる』
掬い取って自分の小さな赤い口に入れた。




氷月は、
スプーンを置いた。

雫石の頭を引き寄せて唇に唇を重ねる。


欲しい、と思った。

目の前にいる雫石を。


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