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壊してほしい
第3章 染めたいよ
薄い灯りの下、

雫石の小さな膨らみがポロンと見える。

先を摘まんで弄り回す。



下は繋がったまま………………




『あん、あはあんっ、氷月さん、気持ちいー』


『雫石、
俺も……………くっ』


根に熱が集中した。



氷月は一旦根を抜き、

ベンチから降りた。




『雫石。
あそこ、行こう』

次に氷月が指さしたのはトイレだった。


小さな灯りがある。


2人は寄り添うようにし、
トイレに辿り着いた。



冷たい壁。


静かだ。

誰もいないはず…………


氷月は雫石を壁に押しやる。

左脚を持ち上げた。



腰を落とし、
突き上げる。



『んはあっ!

ああん、あん!』

控えめなボリュームだが、
ハッキリと声を出す雫石。


ヌチョッ……

ヌチョッ……


衣擦れの音と一緒に、
繋がった部分が悦びの音をあげている。



氷月は雫石を抱えると洋式の便座に座らせ、

根を顔の前に差し出した。

『出来たらでいい。

怖いなら止めよう』



雫石は涙目で再びプルプルと首を振り、

根を持つと咥えた。


『………………っく!』
雫石の腔内は煮えたぎるように熱く、

一瞬で達しそうになる。




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