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人妻ゆり
第14章 幼馴染
その日…
ゆりと鉄は久しぶりに
夕食を共にした。
「何年ぶりかな?」
「何十年だよ?」
ゆりが笑う。
「はい…
出来たよ。」
「ゆりが夕飯を…」
「鉄くん??」
ゆりが鉄を怖い顔で
覗き込んだ。
「嘘嘘…
頂きます!!」
「どう?」
「ん!!うまい!
ゆり、腕を上げたね?」
「へへへ…」
「俺はてっきり…」
「それ以上言ったら…
殺すわよ?」
「おぉぉ…
怖い…」
夕食後二人は話に花を咲かせた。
鉄はゆりを改めてみた。
ゆりは大人の雰囲気を
かもし出している。
豊かな胸、くびれたウエスト。
すらっと伸びた足は変わっていない。
「ゆり、子供は?」
「まだなの…
私も主人も
まだ早いって…
思ってる…」
「そうなんだ。」
「鉄君、結婚したの?」
「まだだよ。
俺…もてないから…」
「そんな事ないと思う…」
「そう言ってくれるの
ゆりだけだよ。」
「鉄君、優しいし…」
「そうでもなかったよ?」
「じゃぁ、優しいのは
私にだけ?」
「… …」