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第15章 ゆりこと美紀

ある日…

ゆりのスマホに一通の

メールが届いた。

送信者は…

ゆりこだった。

ゆりこは以前ゆりが

竜に誘われて出席した

パーティーでSEXを

見せる出し物に

一緒に出たカップルの

女性だ。

「何かしら…」

ゆりこがゆりに

メールが来ることは

今まで一度もなかった。

内容は…

「その節は…
お世話になりました。
あの…
相談があるのですが…
お会いできないでしょうか?」

と、こんな内容だった。

「相談…」

ゆりは困惑する。

あれ以来…

ゆりことは連絡も取っていない。

それをいきなり相談とは…

しかし、相手は女性だし

危害の心配もないようだ。

ゆりは

「お役に立てるか
どうかは分りませんが…
お話を聞くだけなら…」

と返事を打って送信する。


数日後…

ある喫茶店で

ゆりとゆりこは会った。

「お久しぶりです。」

「その節は…
正樹がとんでもない事を…」

ゆりこは丁寧に頭を下げた。

あの時は…

正樹はゆりに許可なく

中出しをしてゆりを

大いに悩ませた。