パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第27章 柚木と真美

ある日…

雄二は自宅のベッドで真美を抱いていた。

そこへ柚木が急用で雄二の家にやってきて雄二と真美のSEXを目撃してしまった。

激怒した柚木は真美を雄二から引き剥がして真美に平手打ちをしたという。

叩かれた真美は柚木に飛び掛って…

雄二の家は修羅場になった。


それ以来…

柚木と真美は雄二を完全に無視するようになった。

と、まぁこんな話である。


「あらら…」

ゆりは呆れて雄二を見ている。

「二股掛けていたの？」

一平が雄二に聞いた。

「一平さんじゃあるまいし…」

良にも言われてしまった。

「良！！」

一平が怒る。

「俺は…そんな簡単にばれるようなことはしないぞ？」

「あなた達！！」

ゆりが二人を怒った。

「困ったわね…
で、雄二君。以前、お姉さんに相談して…
柚木ちゃんとよりを戻したこと…
真美ちゃんに言わなかったの？」

「はい…
言えば真美は俺から離れてしまいます。
それに…立ち直ったとはいえ真美はまだまだ心に傷を残しているし後ろめたい気持ちも自分では持っています。
だから…ここで真美と別れるわけにはいかない…」

「そうね…」

確かに真美は人として再生を果たしたが…

他人には見せない心の傷を持っている。