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第30章 ゆりと海水浴

「さあ…着いたわよ！！」

ゆりの掛け声で全員が海を目指した。

今回はゆりの誘いで良や雄二たちの夏休みを利用してゆりの仲間で海水浴にやってきた。

隼人が会社の別荘を開放してくれた。

ま、それにはゆりの色仕掛けも合ったのだが…

「隼人君…お願い…」

ゆりの甘い言葉に隼人は一発でOKを出した。

立場を利用した私物化だ。

「何よ！！お願いしただけよ？」

ゆりは皆にからかわれて膨れている。

海に来たのはゆり、一平、雄二、良、真美、結花、友也、恵子、そして修…

修は下着泥棒事件以来ゆりにべったりでその事を良たちはよく思っていない。

しかし、修はゆりに想いを寄せている。

「良いじゃない…」

ゆりの一言で全員が渋々承知した。


一行は海岸沿いの一番良い所に陣取ってテントを張った。

テント張りは男の仕事。雄二が先頭になって大きなテントを張った。

「さすがね…」

ゆりが水着に着替えて雄二の前に立つ。

「わ！！！」

雄二が飛び上がった。

ゆりはスレンダーの美形で胸は程よく膨らみその存在をアピールしている。

くびれてウエストは美しく張りのあるヒップは雄二たちを悩殺するのには十分の破壊力があった。