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人妻ゆり
第32章 ゆりとストーカー

真美がやれやれと言う表情で二人を見ている。

「ゆ、結花ちゃん!!」

ゆりが怒り出したが…

写真を見せられて…

「ぐっ!!」

怒れない…

「ごめんなさい…」

結花が写真をゆりの顔に近づけて笑って謝っている。

「結花…ちゃん…」

「ね?許してくれたら…
写真…返してあげる…」

ぺろっと舌を出す結花。

「… 仕方ないわね…」

ゆりは呆れたと言う表情で

「許してあげる…
だから写真…返して…」

と結花に手を出した。

写真を取り戻して改めて写真を見るとゆりは真っ赤になった。

「私…」

「お姉さんも普通の女性なんですね?」

真美が笑った。

「全く…この子達は…」

真美が

「所でお姉さん、
さっきの寝言…」

「げっ!!真美ちゃん、聞いていたの?」

「はい…結花ちゃんと二人でしっかりと…」

ゆりは笑顔になって

「あのね…
人は…その…
夢は…誰でも見るでしょう?
だからね…たいした夢ではないから…
あの…その…だからね…
内緒に…お願い…」

ゆりは真美と結花に手を合わせて頭を下げる。
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