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人妻ゆり
第33章 ゆりとTバック 前編

やっとの思いでレシートを

取り出して備品粉に運び

無言で隼人に

「終わりました…」

と報告する。

隼人は

「ゆりさん…
どうしました?」

と心配するも

「気分が悪いので…
上がらせて下さい…」

とだけ言う。

「分りました…」

ゆりは自宅に向かった。

「ゆりさん!!」

途中から隼人はゆりを

自宅まで送り届けて自宅前で車を止めて

「ゆりさん…
何があったの?」

と真剣な顔をして聞いた。

ゆりは…無言だった…

隼人に言えば…

店中大騒ぎになって…

自分がレイプされたことが

スタッフに分ってしまう…

そうなれば…

もう自分は隼人の下で働けなくなる…

自分さえ我慢していれば…

ゆりはそう思った。

隼人はそんなゆりを見て

真美と結花、恵子に連絡を取った。
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