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第33章 ゆりとTバック　前編

気の強いゆりが自殺を…

「お姉さん…
辛いだろうけど…
話して…
お願いだから…」

真美の目には涙。

ゆりは今日のことを話し始めた。

聞いているうちに真美が

「許せない！！
絶対に…」

三人は怒りをあらわにしている。

結花が一平を通じて鉄平と一輝を呼んだ。

「どうしたんです？」

二人はただならに表情で三人に聞いた。

「あなた達…
お姉さんが…
好きなのよね?」

恵子が二人に聞く。

「はい…」

「では…
お姉さんを…
暫く見張っていて頂戴！」

「え？何故です？」

「いいから…
言うことを聞きなさい！！」

恵子に厳しく言われて二人は

固まってしまった。

付き合いは短いが二人にとって

恵子は優しいお姉さんだ。

そのお姉さんが怖い表情で…

「わ、わかりました…」

「良い事？
お姉さんを…
しっかり見張るのよ？」

結花が物凄い表情で二人に詰め寄る。

「お姉さんに…
何かあったら…
ただでは置かないわよ？」

「は、はい！！」

その後…

恵子は友也に

結花は一平に

真美は雄二に事情を話して

協力を求めた。