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人妻ゆり
第35章 ゆりと泥棒といたずら小僧
今日もゆりはパートから

帰ってきて家で寛いでいる。

「今日は忙しかった…」

そう思いながらゆりは

遅めの昼食をとり

満腹になったところで

睡魔が襲ってきた。

鍵を掛けないとだめと

言われているゆりだが…

「今日くらいは大丈夫だよね?」

と相変わらずのんきに構えて

そのうち深い眠りに落ちていった。

何か手が…

異質な物を感じてゆりが目を覚ますと…

手が後ろ手に縛られている。

「嘘…!!」

見ると覆面をした泥棒が

室内を物色していた。

「ど、泥棒!!」

ゆりは叫んだが口に猿轡を

はめられて声が出ない…

「た、助けて…」

泥棒は静かにゆりに近づいて

「おい…
金は何処だ?」

と包丁を突きつけて尋ねた。
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