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第36章 忘年会

「そうか…
良かったね…」

竜は優しい眼差しで真美を見る。

真美は赤くなって下を向いた。

「ほらほら…
竜さん、やれば出来るじゃない…
そんなに優しい目をして…
ゆりはその目が大好きよ？」

ゆりが竜の横で竜に杓をする。

「そうか…？」

竜は普通に戻ってしまった。

一輝と鉄平が

「やっぱり…
竜さん、怖いよぅ…」

とゆりにすがりついた。

「これは参った！！」

竜が笑う。


宴も盛り上がった頃…

竜が全員に

「ここで…
全員で余興をしようか？」

と全員を見た。

「余興…？？」

「そう…
でな、全員に約束してもらいたいことがあるのだが…
承諾して、守ってくれるかな?」

「はい…
何でしょう？」

真美と雄二が竜に聞く。