この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第7章 小さな命 武への愛
武の法要が終ったある日…
淳はさゆりと面談していた。
「婦長…」
「淳ちゃん…」
「私…」
「分っています…」
「はい…
私…医師を
目指したいと思います。
許可を…頂けませんか?」
「淳ちゃん…
看護師から医師になるのは…
どれほど大変か…
分っていますか?」
「はい…分っています…
それでも…武の為に…
難病で苦しむ子達の為に…
私は…茨の道を
歩みたいと思います。」
「そうですか…
しかし、今の淳ちゃんに
医師になる為に
足りないものがありますよ。」
「足りないもの?」
「それはお金とか
経験や知識とかではなく…
もっと…大切なものです…
それに気がつかなければ…
許可は出来ませんよ?」
「大切なもの…」
「それを探しなさい…
医師になるのはそれからでも
遅くはないのです。」
「は…い…」
淳にはさゆりが言った
足りないものが
何かが分らなかった。
淳はさゆりと面談していた。
「婦長…」
「淳ちゃん…」
「私…」
「分っています…」
「はい…
私…医師を
目指したいと思います。
許可を…頂けませんか?」
「淳ちゃん…
看護師から医師になるのは…
どれほど大変か…
分っていますか?」
「はい…分っています…
それでも…武の為に…
難病で苦しむ子達の為に…
私は…茨の道を
歩みたいと思います。」
「そうですか…
しかし、今の淳ちゃんに
医師になる為に
足りないものがありますよ。」
「足りないもの?」
「それはお金とか
経験や知識とかではなく…
もっと…大切なものです…
それに気がつかなければ…
許可は出来ませんよ?」
「大切なもの…」
「それを探しなさい…
医師になるのはそれからでも
遅くはないのです。」
「は…い…」
淳にはさゆりが言った
足りないものが
何かが分らなかった。