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淳、光と闇
第12章 優子のお仕置き
「お、おはよう…ご、ございます。」

次の日、淳は恐る恐る竜馬の

会社に出社した。

恵の件で竜馬の会社の仕事を

すっぽかしてしまった淳…

昨日、優子から罰としてお仕置きを

宣告された淳は恐怖におののき

朝から憂鬱で出社した。

優子のお仕置きはどれだけ辛くて辱めを

受けるかは以前、風香のお仕置きを

目の当たりにして良くわかっている。

「こ、こわいよう…」


淳が事務所に入ると皆が一斉に淳を見た。

「おはよう…ございます。」

「淳ちゃん、おはよう…」

事務所の一番奥で優子は頬杖をついて

淳を睨んでいる。

竜馬は知らん顔で新聞を読んでいた。

「主任…先日は…申し訳ありませんでした…」

淳は素直に優子に頭を下げた。

「淳ちゃん、素直ね?
しかし、無断欠勤は感心しないわよ?」

「はい…申し訳ありませんでした…」

優子の前で泣きべそをかきながら

淳はひたすら謝罪する。
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