この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淳、光と闇
第18章 淳、命の重さ
「雄太!!」

淳は飛び出して

「雄太!!
しっかりしなさい!!
目を開けるの!!雄太!!」

しかし、雄太は目を

開ける事はなかった。

子供達は雄太に

「雄太…頑張ったな…
胸を張って
天国に行ってくれ。」

にこやかに笑いながら雄太を見送った。

みゆはそんな子供達を見て

「この子達…なんて…」

淳は雄太が息を

引き取るのを確認すると

両手で顔を覆って

詰め所に飛び込んで

簡易ベッドに倒れこんで号泣した。

「淳!!」

美紀が励ますが淳は

「私が雄太を殺した。
私があんな事…
教えなければ…」

そう言って泣いた。

「馬鹿者!!」

みゆが淳の胸倉をつかみ

「淳!!あなた!
雄太君に教えたこと
守りなさい!!
それが先生の
勤めでしょうが??」

「… …
みゆさん…
私…私…」

「良い事??
あなたは…
子供達の行く末を
見守る責任があるのよ?
分ってるの?」

「は…い…」

「分ったなら
子供達と一緒に…
雄太君を…
見送ってきなさい!!」

みゆは物凄い

表情で淳を睨みつけた。
/602ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ