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淳、光と闇
第18章 淳、命の重さ
淳がこんな事をこの子に?
みゆは次の日非番だったが
病院を訪れて淳に
「淳、貴方…
あの子にどんな教育をしたの?
私、教えられる事が多くて
混乱したわ。」
「そうですか。
みゆさん、私…
あの子達に悔やみながら、
後悔しながら、
旅立って欲しくなかった。
15年しか…
そんな想いを
持って欲しくなかった。」
淳はそう言ってみゆの胸で泣いた。
「私…私…
辛い…
でも…
あの子の前では
泣かない!絶対に!」
「淳…」
それから数日後…
雄太の意識が完全に
なくなってしまった。
懸命に看護をする淳。
それをみゆが非番でもサポートした。
「み、みゆさんが…」
みゆは絶対に人の看護には
手を出さなかった。
故にあまり評判はよくない。
腕は立つが冷たい感じがして。
看護師の間では評判はよくなかった。
みゆは全力で淳のサポートをした。
自分の持っている知識や技術を
全て淳に伝えながら…
後で見ている結花やゆりに
「貴方達、何見てるの?
見てる暇があったら
手伝いなさい!!」
きつい目で二人を睨む。
「は、はい!!」
二人も看護に参加する。
そして…その時が来た。
さゆりは施設の子供全員を
病室に呼んでお別れをさせた。
子供達はしっかりと雄太の手を握り
「雄太!!負けるな!!」
と必死で激励をする。
淳は子供達を後で見守っている。
やがて雄太の心電図は
平坦になった…
みゆは次の日非番だったが
病院を訪れて淳に
「淳、貴方…
あの子にどんな教育をしたの?
私、教えられる事が多くて
混乱したわ。」
「そうですか。
みゆさん、私…
あの子達に悔やみながら、
後悔しながら、
旅立って欲しくなかった。
15年しか…
そんな想いを
持って欲しくなかった。」
淳はそう言ってみゆの胸で泣いた。
「私…私…
辛い…
でも…
あの子の前では
泣かない!絶対に!」
「淳…」
それから数日後…
雄太の意識が完全に
なくなってしまった。
懸命に看護をする淳。
それをみゆが非番でもサポートした。
「み、みゆさんが…」
みゆは絶対に人の看護には
手を出さなかった。
故にあまり評判はよくない。
腕は立つが冷たい感じがして。
看護師の間では評判はよくなかった。
みゆは全力で淳のサポートをした。
自分の持っている知識や技術を
全て淳に伝えながら…
後で見ている結花やゆりに
「貴方達、何見てるの?
見てる暇があったら
手伝いなさい!!」
きつい目で二人を睨む。
「は、はい!!」
二人も看護に参加する。
そして…その時が来た。
さゆりは施設の子供全員を
病室に呼んでお別れをさせた。
子供達はしっかりと雄太の手を握り
「雄太!!負けるな!!」
と必死で激励をする。
淳は子供達を後で見守っている。
やがて雄太の心電図は
平坦になった…