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淳、光と闇
第20章 トランぺッター龍二、悲しみのレクイエム

龍二は毎日樹里の

見舞いに来ている。

「まさか!
あの人…本物??」

「間違いないですよ。
私もまさかと
思っていましたが…」

すでに勝枝は興奮状態だ。

「私!サイン
貰ってきます!!」

「あ、こ、こら。
勝枝!駄目ですよ??
待ちなさい!!」

美紀が勝枝を捕まえて

「あんたね?」
看護師が仕事中に
サイン貰うなんて…
不謹慎よ??」

「だって…」

「駄目です!!」

「つまんない。」

「勝枝ちゃんたら…」

みゆがくすくすと笑った。


「分かった!!
分かったわよ!!」

結花とゆりが息を

切らしながら走ってきた。

「こら!!走るな!!」

美紀が怒る。

「あ、すいません。
でも分かったんです!」

「何が??」

「あのトランペットを
誰が吹いていたか…」

「この人かしら?」

勝枝が写真を見せた。

「あ、そうそう。
今朝ね、散歩してたら
向かいのビルの
屋上で吹いていたの。」

「あんた達、
なんでビルの屋上なのよ?」

淳が二人を睨む。

「ははは
探偵ごっこ…」

「そんな暇があるなら
勉強しなさい!!」

美紀が怒る。
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