この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第22章 さゆりの危機
これがとんでもない事件を
引き起こした。
ある日。
集中治療の患者の担当になった芳子。
機器が繋がれて静かに動いている。
定期的に点滴に薬品を注射器で
補充するのが芳子の仕事だ。
看護師免許を持っている者が
立ち会えばとりあえずOKな仕事。
しかし、芳子は
長くここでバイトをしていて
いつの間にか一人で
補充する様になっていた。
「もう少しで補充の時間、
でも、眠い…」
芳子は時間を遅らせると大変な事に
なるので懸命に目を開けて頑張っている。
しかし、睡眠不足の芳子は
いつの間にか記憶が飛んでしまっていた。
「あ、時間だ。」
芳子はカルテを見ながら薬品を
注射器に詰めていく。
しかし、芳子の目はすでに朦朧としていた。
カルテの字が…
カルテには1.15mgと書いてあるが
寝不足の芳子の目には
115mgと見えた。
思考も低下している。
この薬品は100mgでショック状態を起して
人間は死に至る。
芳子は、
致死量を超えた薬品を点滴に
補充してしまった。
少しして心電図が異常を示した。
機器は電波で詰め所にモニターされている。
機器は明らかに患者が異常だと
警告を発した。
詰め所の誰にでも見える所の
赤いパトライトが回転して
警告音を放った。
「な、何??
何なの??」
結花と勝枝は慌てて警告音を止めて
ライトが回っている部屋を確認して
飛んでいった。
引き起こした。
ある日。
集中治療の患者の担当になった芳子。
機器が繋がれて静かに動いている。
定期的に点滴に薬品を注射器で
補充するのが芳子の仕事だ。
看護師免許を持っている者が
立ち会えばとりあえずOKな仕事。
しかし、芳子は
長くここでバイトをしていて
いつの間にか一人で
補充する様になっていた。
「もう少しで補充の時間、
でも、眠い…」
芳子は時間を遅らせると大変な事に
なるので懸命に目を開けて頑張っている。
しかし、睡眠不足の芳子は
いつの間にか記憶が飛んでしまっていた。
「あ、時間だ。」
芳子はカルテを見ながら薬品を
注射器に詰めていく。
しかし、芳子の目はすでに朦朧としていた。
カルテの字が…
カルテには1.15mgと書いてあるが
寝不足の芳子の目には
115mgと見えた。
思考も低下している。
この薬品は100mgでショック状態を起して
人間は死に至る。
芳子は、
致死量を超えた薬品を点滴に
補充してしまった。
少しして心電図が異常を示した。
機器は電波で詰め所にモニターされている。
機器は明らかに患者が異常だと
警告を発した。
詰め所の誰にでも見える所の
赤いパトライトが回転して
警告音を放った。
「な、何??
何なの??」
結花と勝枝は慌てて警告音を止めて
ライトが回っている部屋を確認して
飛んでいった。