この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第24章 風香を救え、淳、看護師の意地とプライド
健は麻薬専門医に電話して
処置の方法を聞いている。
「さぁ、風香ちゃん、
誰に打たれたか
教えてくれるよね?」
「私、主任にしか話したくない。」
「そう…」
優子が人払いをして
「さぁ、話して?」
「主任、相手は**です。」
「そう…でも最近連絡無いわよ?」
「私、その人の指示で
違う人に薬打たれた。」
「分った…」
優子は竜馬にその事を報告した。
竜馬はすぐに警察に連絡して
風香に直接薬を打った相手を
指名手配してもらった。
「後は、俺の仕事だ。
風香、ゆっくり休め。」
怖い顔した竜馬はさゆりに
「風香をお願いします…」
そう言って頭を下げた。
「分りました。
風香ちゃんは
責任持って預かります。」
「お願いします…」
「うーん…」
「美紀ちゃん、
どうしたのです??」
「その相手の名前
どっかで聞いたような…??」
「美紀ちゃん、
薬の売人に知り合いがいるの?」
「い、いるわけ無いでしょう?
でも、うーん…」
美紀は考え込んでいる。