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淳、光と闇
第25章 小さな命、ゆりの想い
「はぁ…
駄目だこりゃ…」
結花が頭を抱えている。
「恋は盲目ね?」
勝枝もお手上げ状態だったが
どうしても友也が善人とは
思えなかった。
勝枝は淳と結花にこの事を話した。
二人は勝枝の過去を知っているので
「勝枝ちゃんがそう言うなら
まず間違いないでしょう。」
そう思って暫くゆりを監視する事に。
そんな仲間の気持ちを知ってか知らずか
ゆりは浮かれていた。
そんなある日、
ゆりと勝枝が準夜勤になって
消灯後のカルテ記入を終えると
ゆりは
「今日は静かだから
早めに仮眠するね?」
と勝枝に告げて詰め所を出た。
「ごゆっくり…」
しかし、ゆりは仮眠室ではなくて
まっすぐ友也の入院している
個室に入っていく。
「友也君、寝たの?」
「起きてるよ。」
「やっと抜け出してきた。
この間の事
ゆり、考えたけど
受ける事にした。
だから、これから…」
そう言いながらゆりは友也の
ベッドに腰を掛ける。
「そう、嬉しいよ…」
友也も笑顔になっている。
二人が話しているこの間の事。
それは数日前にゆりが友也の
処置に病室に入って行った時、
「ねぇ、看護師さん?」
「はい?」
「あのですね…
俺…」
「何でしょう?」
「俺、看護師さんに
一目惚れしました。」
「はぁ??」
「俺、看護師さんが
好きになった。」
駄目だこりゃ…」
結花が頭を抱えている。
「恋は盲目ね?」
勝枝もお手上げ状態だったが
どうしても友也が善人とは
思えなかった。
勝枝は淳と結花にこの事を話した。
二人は勝枝の過去を知っているので
「勝枝ちゃんがそう言うなら
まず間違いないでしょう。」
そう思って暫くゆりを監視する事に。
そんな仲間の気持ちを知ってか知らずか
ゆりは浮かれていた。
そんなある日、
ゆりと勝枝が準夜勤になって
消灯後のカルテ記入を終えると
ゆりは
「今日は静かだから
早めに仮眠するね?」
と勝枝に告げて詰め所を出た。
「ごゆっくり…」
しかし、ゆりは仮眠室ではなくて
まっすぐ友也の入院している
個室に入っていく。
「友也君、寝たの?」
「起きてるよ。」
「やっと抜け出してきた。
この間の事
ゆり、考えたけど
受ける事にした。
だから、これから…」
そう言いながらゆりは友也の
ベッドに腰を掛ける。
「そう、嬉しいよ…」
友也も笑顔になっている。
二人が話しているこの間の事。
それは数日前にゆりが友也の
処置に病室に入って行った時、
「ねぇ、看護師さん?」
「はい?」
「あのですね…
俺…」
「何でしょう?」
「俺、看護師さんに
一目惚れしました。」
「はぁ??」
「俺、看護師さんが
好きになった。」