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淳、光と闇
第25章 小さな命、ゆりの想い
さゆりは笑いながら
「病棟予算から立て替えますね?
給料天引きですよ?」
「そ、そんな…」
さゆりはゆりを抱きしめて
「ゆりちゃん。
丈夫な優しい赤ちゃんを
産むのですよ?
分りましたか?」
「はい…」
「決して
馬鹿な真似はいけませんよ?
もうゆりちゃんは
一人ではないのだから…」
「はい…」
「ゆり、その子の
お父さんを探さないとね?」
「あんな奴、探さなくても良い!!」
「違うよ。新しいお父さん。
その子のパパになってくれる人だよ。」
結花が優しく言う。
「結花…」
「結花ちゃん…
ゆりちゃんのお相手も良いですが。
そのお転婆直して貴方の彼氏もね?
それと、ゆりちゃんのお部屋の
ドアの修理費、
請求書来てますから給料天引きね?」
「え?えーーーー??
そ、そんな…
ゆり、責任とって半分出せ!!」
「やだ…」
「淳、お金貸して…」
「いやです。
結花も竜馬さんの
ところで働けば?」
「私を殺す気か?」
「叩いても死なない…結花ちゃん…」
「私はゾンビか…」
むくれる結花だった。
「病棟予算から立て替えますね?
給料天引きですよ?」
「そ、そんな…」
さゆりはゆりを抱きしめて
「ゆりちゃん。
丈夫な優しい赤ちゃんを
産むのですよ?
分りましたか?」
「はい…」
「決して
馬鹿な真似はいけませんよ?
もうゆりちゃんは
一人ではないのだから…」
「はい…」
「ゆり、その子の
お父さんを探さないとね?」
「あんな奴、探さなくても良い!!」
「違うよ。新しいお父さん。
その子のパパになってくれる人だよ。」
結花が優しく言う。
「結花…」
「結花ちゃん…
ゆりちゃんのお相手も良いですが。
そのお転婆直して貴方の彼氏もね?
それと、ゆりちゃんのお部屋の
ドアの修理費、
請求書来てますから給料天引きね?」
「え?えーーーー??
そ、そんな…
ゆり、責任とって半分出せ!!」
「やだ…」
「淳、お金貸して…」
「いやです。
結花も竜馬さんの
ところで働けば?」
「私を殺す気か?」
「叩いても死なない…結花ちゃん…」
「私はゾンビか…」
むくれる結花だった。