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淳、光と闇
第26章 みくの家庭教師
違うのは龍二の親がいないと言う事。
みくも何も不安を持たないで
龍二の部屋へ上がった。
「龍二君、先日のテスト
先生に見せて?」
「あ、はい…」
龍二はテストをみくに見せた。
「凄いわね…
思った以上だわ…」
「先生、僕頑張ったよ。」
「偉い偉い…」
「御褒美、頂戴…」
「まぁ…」
「何くれる?」
「そうね…じゃぁ…
今日は勉強お休みにしましょうか?」
「え?良いの?」
「たまには息抜きも必要よ?」
「で、今日は何するの?」
「そうね…おしゃべりとか…」
「ははは…
ガールズトーク??」
「それは女性同士の話でしょう?」
「そうだね。
先生もガールズトークするの?」
「勿論するわよ。
お友達と集まったら
ガールズトークになるわね。」
「そうなんだ。
先生、ガールズトークって
エッチな話もするの?」
「えぇぇ…?
ま、まぁね…するわよ。」
「先生も?」
「先生だってまだ20歳よ。
そんな話もするわね。」
「どんな内容?」
「恥ずかしくて言えないわよ。
女性だけだからそんな
話も出来るの。
男の人がいたら恥ずかしくて
出来ないわよ。」
「そうなんだ。
先生って…彼氏いるの?」
「い、いないわよ。」
みくはキッと龍二を睨んだ。