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淳、光と闇
第29章 省吾の入院
声の主は美紀だ。

省吾が中を見ているとそこには淳の

姿もあった。

「おぅおぅ…淳ちゃんも残って
仕事しておるわい。」

しばらく見ている事にした省吾。

「咲、検査結果の提出が遅い!」

「はい!今出来ます!」

「結花!!カルテの整理が出来ていない!
これでは何かあった時に対応できない」

「は、はい…ごめんなさい…」

「ゆり、明日の点滴の
発注書まだなの?間に合わないわよ!」

「はい、只今…」

「芳子!詰所の掃除がなってない!!
埃だらけの詰所って何処にあるの!!」

「ご、ごめんなさい…
やり直します…」

「淳!!あんたいつまで
同じミスをするの??
それでも天才看護師か?
集中力が足りない。
判断一つで…患者の生死が
決まるのよ?しっかりしなさい!!」

「も、申し訳ありません!
以後…気を付けます!!」

「後悔は先には出来ないよ?
皆、忙しいのはわかるけど…
集中できないなら帰りなさい!!」

「申し訳ありません!!」

看護師がまとめて美紀に絞られている。

「あの看護師…
物凄い迫力じゃ…
鬼気迫る気迫が出ておる…」

美紀は最後に

「良いですか?
ここの患者さんは…
貴方達を頼りに生きているの。
普通の生活に戻るためには
貴方達を必要としているの。
それを…自覚しなさい!!」

「はい!!」

「では…今日はこれで解散!!」

「お疲れ様でした!!」

省吾は黙ってそれを見ていた。

詰所から仕事を終えて結花が出てきた。

「ちょっと…いいかの?」

「え?あ、貴方は…
省吾様…」

結花は深々と頭を下げて省吾に一礼する。

「病院の生活は…
少しは慣れましたか?」

「ま、まぁな…
ところで…名前は?」

「はい、結花と申します。」

結花は再び一礼する。
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