この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淳、光と闇
第29章 省吾の入院
「分ります。
日本の検査技術は優秀で御座います。
旦那様…??まさか…??」

キッと省吾を睨んだ淳。

「わ、分った…
淳ちゃんの言いつけ…
守るわい。」

焦りながら省吾はずるはしないと

淳と約束した。

由美がクスクス笑っている。

「では、旦那様…
ごゆっくり…
あ、それと…明後日の
ご夕食は動けない状態での
夕食になります故…
淳が食べさせてあげます。」

「おぉぉ…それはそれは…
楽しみじゃわい…」

「では、旦那様…
淳はこれで帰りますが…
何か御座いますか?」

「ん…
明日は来てくれるのかね?」

「はい…専属で御座います故
明日も参りますよ?」

「そうか…安心した…」

「では…失礼します。」

礼をして淳は病室を出たが

またひょこっと顔を出して

「旦那様…わがままは…
いけませんよ?」

そう言って帰っていった。

「ふふふ…淳ちゃんめ…」

夕食が終わり既に省吾は退屈している。

基本的に縛られるのが嫌いな省吾。

「退屈…じゃのう…」

「旦那様…病棟内を散策されましては?」

「そうじゃな…一回りしてくるか。」

省吾は病棟内の散策を始めた。

由美がお供に付く。

通常は警備のSPが付くのだが

それは駄目と淳にきつく言われていた。

「旦那様…ここでは出来るだけ
他の患者さんと同じにしていただきますよ。」

「たまには…一般の人と同じ生活も
良いものじゃな…」

廊下のロビーでは様々な患者が行かい

それぞれが復帰を目指して訓練したり

娯楽を楽しんでいる。

省吾は詰所の前を通りかかると

中から声がする。
/602ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ