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淳、光と闇
第1章 出会い
「淳君…どうしても…
医師にならないのかね?」

「先生、私は一日も早く
現場で困っている人の
役に立ちたいのです。
確かに医者の道も魅力ですが…
今はその4年間が
もったいないのです。」

淳は恩師である源にそう告げた。

「そうか…
しかし、途中からでも遅くはない。
考えてみてくれ…」

源にとって淳の頭脳には無限大の

魅力があった。

「なんともったいない話だ…」

幾度となく源は淳を見ながらぼやいた。

「有難うございます。」

淳はそんな源を慕っていた。

親と恩師…

二人の役目を源は担っている。
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