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淳、光と闇
第30章 健と省吾
省吾の検査は順調に進んだ。
淳は毎日省吾の係りになって
省吾の検査の進行を助けた。
省吾は由美が心配していた我儘も
淳が睨みを利かせているので下手に
我儘も言えなかった。
「淳ちゃんが付いてくれるのは
嬉しいが…
淳ちゃんは厳しいから
下手な事は出来んわい。」
流石の省吾もぼやきが入る。
ある日、次の日の検査の為に
21時以降水分を取る事を禁止された省吾。
消灯を過ぎて部屋から抜け出して
台所へ行きお茶を入れていた。
「しめしめ…誰もおらんから…
少しくらいなら…良いじゃろう…」
省吾は台所で大好きな日本茶を
飲もうとした時に
「だ・ん・な・さ・ま…」
後ろから聞き覚えのある声がする。
「まずい!!」
省吾が後ろを振り向くと…
淳が角を出して立っている。
淳は毎日省吾の係りになって
省吾の検査の進行を助けた。
省吾は由美が心配していた我儘も
淳が睨みを利かせているので下手に
我儘も言えなかった。
「淳ちゃんが付いてくれるのは
嬉しいが…
淳ちゃんは厳しいから
下手な事は出来んわい。」
流石の省吾もぼやきが入る。
ある日、次の日の検査の為に
21時以降水分を取る事を禁止された省吾。
消灯を過ぎて部屋から抜け出して
台所へ行きお茶を入れていた。
「しめしめ…誰もおらんから…
少しくらいなら…良いじゃろう…」
省吾は台所で大好きな日本茶を
飲もうとした時に
「だ・ん・な・さ・ま…」
後ろから聞き覚えのある声がする。
「まずい!!」
省吾が後ろを振り向くと…
淳が角を出して立っている。