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淳、光と闇
第33章 乙女心と健
淳の勤める病院の第一内科。

そこには年頃の女性が働いている。

医療の最前線で働く彼女達は

医療や看護の事になると

それはプロ集団だがそれを離れると

やはり乙女でもあった。


仕事が終わり更衣室では淳達が

しばし雑談に花が咲く。

「ワイワイ、キャッキャ…」

仕事の疲れも見せずに若い活力が

みなぎっている。

「お疲れさまぁ!!」

「お疲れです…」

日勤が終わり女子更衣室は

ガールズトークに花が咲いていた。


「淳、あんた本当に
スタイル良いわね?
腹立つわ…」

結花が淳の下着姿を見てため息をつく。

「そ、そんな事…ないよ。」

真っ白な下着を着けて淳は否定した。

以前、勝枝の騒動があり

白一色な下着の規制が解除されたが

ここ、第一内科では勝枝の事件を受けて

自主的に下着は白と決めている。

看護師達が自主的な

この様な決め事を設けた事に

さゆりは大いに喜んだ。

それは自分達で看護師と言う

仕事に対して自覚と責任感を

持ち始めた証拠でもあるからだ。

おしゃれには興味津々のお年頃の

彼女達が自主的に仕事中の下着は白と

決め事を持った事は

それだけ責任感の表れだと思った。
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