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淳、光と闇
第33章 乙女心と健
さてスタイルを誉められた淳は
「私…やっぱりスタイルには
自信ないんだ…」
この余計な一言が更衣室で
ちょっとした事件を引き起こす
きっかけとなった。
結花が
「淳、あんた…
それ本当に思ってる訳??」
「え?本当だよ…」
「嘘!!」
ゆりが追随。
ゆりは現在妊娠6ヶ月…
お腹も目立ってきているが
それは母としての証明、
そして命の重さを物語る証明として
看護師達の間では崇められる存在だ。
そんなゆりも淳の一言には
「淳、正直に言いなさい?」
「だから…そんな事ないって!!」
「そうなの?
では、私達が決めてあげるわ。」
勝枝が淳ににじり寄った。
「ちょ、勝枝ちゃん?」
焦る淳。
正子が淳に
「試させて?」
「な、何をよ?」
「そのスタイルの感度…」
由紀がジリジリと淳に迫る。
「な、何考えてんの?」
淳は焦りながら見ると
他の看護師達の
目付きが怪しくなっている。
「や、やめて…
冗談言わないで…」
壁際に逃げた淳を
看護師達が詰め寄って
「淳、覚悟!!」
淳を壁に押さえつけた。
「きゃっ!!」
結花とゆりが淳の手を壁に押し付ける。
「離して!!」
足は勝枝と正子が少し開かせて
押さえつけた。
「嫌ぁ!!」
悲鳴を上げる淳。