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淳、光と闇
第40章 結花とゆり、お泊まり

「そうかそうか…
そうじゃったな。
その話はさゆりさんから
聞いておったよ。
二人とも良く今迄我慢して、
そして辛抱してきたな。
じゃがな、
今日だけは…今日だけは
遠慮せずに食べて欲しい。
わしの今迄の罪滅ぼしの一つと
思って欲しい。」

「うん、分った。
じゃ、頂くね?」

二人は省吾の料理を食べて

そして…涙を流す。

「美味しい…
美味しいよ、お父さん…」

それは単に料理が豪華で旨いと言う

事ではなかった。

親の愛情、そしてこの料理を

自分達に食べさせたいと言う

省吾の愛情がふんだんに篭った料理。

二人はこんな美味しい料理は

今迄食べた事はないしこれ以上の

料理はどんなにお金を出しても

食べる事は出来ないと思った。

夢中で食べる二人を省吾は

満足そうに見ていた。

「娘が…
わしが捨ててしまった娘が…
今わしの料理を…
わしは…生きていて良かった。」

嬉しそうに二人を見る省吾。
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