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淳、光と闇
第40章 結花とゆり、お泊まり
寝室で三人は寛いだ。

「ゆり、結花…
お酒は飲めるのか?」

「うん…たしなむ程度…」

「結花、嘘はいけないよ?
あのねお父さん、結花ったら
ざるなんだよ。」

「こ、こら!ゆり…
ばらすな!!」

「そうか…結花はざるか…」

「お父さん、やめてよぅ…」

「ははは…」

三人はセミダブルのベッドで

体を寄せ合って布団に入った。

子供はすぐ側のベビーベッドで

ぐっすり寝ている。

「お父さん…暖かい…」

ゆりと結花は真ん中に省吾を

挟んで目を閉じて眠りに付いた。

「これが…親子…
これが…ぬくもり…
忘れていた懐かしい安心感…」

省吾はなかなか寝付けない。

両脇で結花とゆりが涙を流して

寝言を言っている。

「お父さん…結花…
お嫁に行きます。」

「な、なにぃ!!」

「お父さん、ゆり…
お嫁さんに行かないで
ずっとお父さんの側にいる。」

「そ、それはそれで困るぞ?」

二人の本心が寝言として

省吾に聞こえていた。

「お前達…許せよ…」

二人は省吾に寄り添って

「お父さん…ごめんなさい…」

泣きながら寝言で謝る二人。

「すまぬ…謝るのは
わしのほうじゃよ。」

二人の頭を撫でながら省吾は

幸せのうちに眠りに付いた。
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