パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第41章 由紀と医療ミス

「怖いぃぃ…」

「では、昨晩の事を踏まえて…
医療事故は…絶対に起こしては
いけません。防止するには
各自の意識がしっかりしていれば
絶対に起こりません…が…」

じろりとスタッフを睨むさゆり。

「き、来た！！」

看護師達はいっせいに気をつけの姿勢で

直立不動になっている。

「体に疲れが残っていると…
集中力がなくなって医療ミスは起こります。
そうですね？由紀ちゃん？」

「は、はい！！」

「それを察知できないと…
先輩としての威厳もなくなります。
そうですね？美紀ちゃん？」

「は、はい！！！！」

「そして…私を怖がって逃げては
いつまでたっても意識改革は
出来ません。そうですね、すみれちゃん？」

「は、はいぃぃぃ！！！」

さゆりはじろりと三人を睨んだ。

「今回は由紀ちゃんの
件もありましたが
それでもやはり当事者の
人には連帯責任を取ってもらいます。
由紀、美紀、すみれ！！
覚悟なさい！！」

「は、はい！！！」

淳達が冷や冷やしてみている。

「まずは美紀ちゃん！！
指導係りとして、先輩として
たるんでいます。
よって…今月出るボーナス、
１０％カット。

由紀ちゃん、
事故の当事者、及び
担当者として…
今度のボーナス２０％カット。

最後にすみれちゃん、
貴方は由紀ちゃんの
先輩でありながら普段からの
由紀ちゃんへの指導を怠った罪。
今度のボーナス１０％カット。

次に…」