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淳、光と闇
第41章 由紀と医療ミス
「嘘……」
看護師達が唖然としていた。
「全く…」
さゆりがむすっとして詰め所に戻った。
「婦長さん…」
さゆりは看護師を集めて
「良いですか?
医療事故は絶対に
あってはならない事ですが…
しかし、それを盾に看護師を
脅す事は医療事故より重い罪です。
皆も、決してそんな事ないように…
私達がしっかりお仕事していれば
そんな弱みを患者さんに
握られる事はないです。
分りましたか?」
「は、はい…
ですが…婦長…
相手は…患者さんですよ?」
美紀が恐る恐る聞いた。
「体を要求してくる人を
患者とは認めません!!
美紀ちゃん、分りましたか?」
「は、はい!!」
「婦長さん、
あの責任問題とかにならないですか?
例えば…諮問機関とか??」
「なりますよ…
しかし、ここでは関係ない事。
貴方達は心配しなくて良いのですよ。
貴方達のお仕事での責任は
私が取ります。それが婦長の
勤めです。すみれちゃん、
分りましたか?」
「は、はいぃぃ!!」
すみれはさゆりに睨まれて
立ちすくんでいる。
「では…朝礼始めましょうね?」
ニコニコと笑っているさゆりだが
目が完全に怒っている。
看護師達が唖然としていた。
「全く…」
さゆりがむすっとして詰め所に戻った。
「婦長さん…」
さゆりは看護師を集めて
「良いですか?
医療事故は絶対に
あってはならない事ですが…
しかし、それを盾に看護師を
脅す事は医療事故より重い罪です。
皆も、決してそんな事ないように…
私達がしっかりお仕事していれば
そんな弱みを患者さんに
握られる事はないです。
分りましたか?」
「は、はい…
ですが…婦長…
相手は…患者さんですよ?」
美紀が恐る恐る聞いた。
「体を要求してくる人を
患者とは認めません!!
美紀ちゃん、分りましたか?」
「は、はい!!」
「婦長さん、
あの責任問題とかにならないですか?
例えば…諮問機関とか??」
「なりますよ…
しかし、ここでは関係ない事。
貴方達は心配しなくて良いのですよ。
貴方達のお仕事での責任は
私が取ります。それが婦長の
勤めです。すみれちゃん、
分りましたか?」
「は、はいぃぃ!!」
すみれはさゆりに睨まれて
立ちすくんでいる。
「では…朝礼始めましょうね?」
ニコニコと笑っているさゆりだが
目が完全に怒っている。