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第41章 由紀と医療ミス

「分りますよ？
ゆりちゃん、天馬君、
翔馬君、優子ちゃんは
どうしてたの？」

「あの…省吾様に…」

「預けたのね？」

「はい…」

「それで省吾様と由美さんが
夜中に私のところに夜鳴きが
やまないと電話をくれたの。
それで事情を聞いたら…
私がストレス発散の為
許可した事になっているって…
全く、呆れて物も言えませんよ。」

「ご、ごめんなさい…」

「淳！結花！！ゆり！！！
貴方達！！」

「は、はいぃぃぃ！！！」

「罰として…
向こう一ヶ月間、寮からの
外出禁止と院長夫妻と
省吾様に今回の事
御報告しておきます。
それと…詰め所に罰金として
おやつ代三ヶ月徴収します。」

「え？そ、そんな…」

「それとも…
私の家で…基本から…
やり直しますか？」

ジロリと三人を睨んださゆり。

「そ、それだけは…
お許し下さい…」

「若いからね…
気持ちは分かりますよ。
でも、その前に…
看護師であること…
忘れてはいけませんよ？」

「はい…」