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第1章 出会い

「淳ちゃん…
竜馬さんには気をつけなければ
いけませんよ？」

と先輩看護師は淳に注意を促した。

「有難うございます。
気をつけますが…
私は美人でも可愛くもないし
スタイルも良くないので
心配は要らないと思います。」

そう言って舌を出す。

「そんな事ないわよ。
看護師の間でも淳ちゃんは
可愛いので有名なんだから…
うちの課の自慢のアイドルよ。」

「そ、そうなんですか？」

「そうよ…自信持ちなさい。」

「有難うございます。」

淳は明るく笑うが自分がそんな

風に見られているとは…

少し嬉しかった淳であった。