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淳、光と闇
第1章 出会い
そんなある日…
淳は先輩看護師の結花と夜勤になった。
先輩と言ってもあまり年齢的には違わない。
二人の課はその夜は静かに過ごしていた。
しかし、夜半過ぎに急患が重なり
淳達の課に応援要請が入った。
普通は応援を出すことはないが
当直の看護師長の直々の要請なので
行かないわけにはいかなかった。
急患には結花が応援に行くことになった。
この場合少しでも経験豊富な看護師が
急患に当たる。
「淳ちゃん、良い事?
私が戻るまでむやみに
詰め所に患者さんを入れては
いけませんよ。
分りましたか?」
「はい…分りました。」
こんな時の結花は頼りになる存在だ。
淳は100%結花の指示に従った。
頭脳では淳の方が上だが
実戦経験では結花の方が上。
「すぐに戻るわよ。」
「行ってらっしゃい…」
淳は結花に言われるままに詰め所に
鍵を掛けてカルテの整理を始めた。
その時、
「ピンポーン…」
ナースコールが鳴る。
「あら?」
淳は部屋番号を確認して首をかしげた。
ナースコールが鳴った病室は現在患者は
入院していない。
今日、病棟にいるのは数人だけ…
淳の知る限り動けるのは…
頭の中で色々考えながらとにかく
ナースコールが鳴った病室へ向かった。
詰め所が留守の間他の患者が
ナースコールを鳴らしても分るように
PHS無線をつけて淳は病室へ向かう。
淳は先輩看護師の結花と夜勤になった。
先輩と言ってもあまり年齢的には違わない。
二人の課はその夜は静かに過ごしていた。
しかし、夜半過ぎに急患が重なり
淳達の課に応援要請が入った。
普通は応援を出すことはないが
当直の看護師長の直々の要請なので
行かないわけにはいかなかった。
急患には結花が応援に行くことになった。
この場合少しでも経験豊富な看護師が
急患に当たる。
「淳ちゃん、良い事?
私が戻るまでむやみに
詰め所に患者さんを入れては
いけませんよ。
分りましたか?」
「はい…分りました。」
こんな時の結花は頼りになる存在だ。
淳は100%結花の指示に従った。
頭脳では淳の方が上だが
実戦経験では結花の方が上。
「すぐに戻るわよ。」
「行ってらっしゃい…」
淳は結花に言われるままに詰め所に
鍵を掛けてカルテの整理を始めた。
その時、
「ピンポーン…」
ナースコールが鳴る。
「あら?」
淳は部屋番号を確認して首をかしげた。
ナースコールが鳴った病室は現在患者は
入院していない。
今日、病棟にいるのは数人だけ…
淳の知る限り動けるのは…
頭の中で色々考えながらとにかく
ナースコールが鳴った病室へ向かった。
詰め所が留守の間他の患者が
ナースコールを鳴らしても分るように
PHS無線をつけて淳は病室へ向かう。