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第4章 エレベーターガール　優衣の場合

優衣…大手デパートの

エレベーターガールである。

身長１７０センチ

体重＊＊キロ

B８５W６５H８８

細身で可愛い系のアイドルガールだ。

週に五日、エレベーターガールとして

お客に癒しを与えている。

「上へ参ります…」

「次は３階、
婦人服コーナーがございます。」

笑顔が眩しい優衣は常連客に人気だ。


そんな優衣。

ある日、エレベーターに

一人の男性が乗ってきた。

「何階でございますか？」

「１０階をお願いします。」

「かしこまりました。」

優衣は

「これが済んだらお手洗いに…」

そう思って上昇ボタンを押した。

４階を過ぎてエレベーターが突然停止した。

「あら？？」

優衣は男性に

「トラブルが発生しましたが
危険はありませんので
落ち着いてお待ち下さい。」

そう告げて緊急電話で外部に連絡を取った。

「電気系統の故障ですが
部品の調達に
約３時間掛かります。

お客様は？」

「お客様は一人で
男性のお客様です。
怪我はありません。」

「事情を説明して
お待ちいただいてください。
回復後、管理職が
説明に行きます。」

「分りました…」


優衣は男性に

「あの…お客様…
このエレベーターは復旧に
３時間を要します。

申し訳ありませんが
このままお待ち下さい。」

優衣は丁寧に頭を下げたが

困った問題を抱えていた。

「トイレに行きたい…
後、３時間…」

男性は優衣をじっと見ている。

そして

「あのぅ…」

「はい？」

「俺…トイレに
行きたいのですが…」

「それは困りました。」

再び修理時間の確認をして

トイレの事を報告した。