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第4章 エレベーターガール　優衣の場合

男は

「エレベーターが故障して…
二人っきりになった時に
この子が私の前で放尿しました。
我慢出来ないと言っていた。
見てとせがまれて…
終った後この子は服を脱いで
抱いてと私に言いましたが
私は断りました。
でも、この子は私に迫って…
こんな事に…」

「ちょ、ちょっと！！」

優衣は正気に戻って

「ち、違うんです！！」

「何が違うのかね？
優衣、君が誘惑したのでは
ないのかね？」

「ち、違います！！」

「では、何故君が
お客様の上に裸で乗って…
そんな事をしているのかね？」

「そ、それは…」

マネージャーは男に

「申し訳なかったです。」

頭を下げる。

「マネージャー！！」

「君は黙っていなさい！！」

「…　…　」

「この不祥事の件については
後ほど示談でなにとぞ…」

マネージャーが深々と頭を下げた。

「分りました…」

「マネージャー！！」

優衣が叫ぶが

「往生際が悪いぞ？？
優衣、君は…首だ！！」

「そ、そんな…」

優衣は目の前が真っ暗になった。

「私は…レイプされて…
犯されて…
でも、これは…」

言い訳出来なかった。

実際、自分が男のペニスを

欲しがって腰を振っている。


数日後…

男はデパートと示談をした。

帰り際、優衣と会った。

優衣は解雇されて手続きの為に

デパートを訪れていた。

「貴方は…」

優衣が男を睨む。

「絶対に…許さない！！」

男は無言だった。

「一生かけて…
貴方に付きまとってやる！！」

優衣はそういい残して消えていった。