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職業別短編ストーリー
第5章 デリヘル嬢 結花の場合
「皆ね、大抵は仕事欲しくて…
俺に色々してくれるけど…
本当に付き合える子はいないな。」

「そうですか…」

「結花ちゃんはどうかな?」

「それって…
私が体を許すかどうかを…
聞いているのですか?」

「違うな。
俺の望むことは…
呼んだ時に…
楽しくさせてくれる子が良い…」

「そう…ですか…」

「さて…しんみりした話は
もう良いだろう?
おいで…」

龍は結花を横に座らせて

結花の肩を抱いた。

小さく震えている結花。

「怖いかな?」

「… … 」

小さく頷く結花。

「大丈夫…
力を抜いて…」

龍は結花を優しく抱いて目を瞑らせた。

そしてゆっくりと結花の頬にキスをする。

「チュッ!!」

「え?」

結花は驚いたように龍を見た。

「ははは…
驚いたかな?
懐かしい、甘酸っぱい思い出…かな?」

「私…」

結花は学生時代を思い出した。

「龍さん、馬鹿…」

「可愛いな…」

「もう…知らない!!」

結花はわざと膨れて見せた。


「膝の上に座って…」

龍に言われて結花は龍の

膝に乗って後ろ向きに座った。

「綺麗な髪だね?」

「… … 」

サラサラと髪がなびく。

耳元でふっと息を吹きかけた。

「あっ!!」

思わず声を出す結花。

「感じるかい?」

「… … 」

舌が結花のうなじを舐め出す。

「あっ!!あぁぁぁ…」

龍は結花のうなじから首筋、

耳を重点的に攻めていく。

「あっ!!駄目!!」

結花の顔を自分に向かせて結花の口を塞いだ。
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