この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
薔薇が燃える
第1章 今夜は雨になるだろう


奈保子は不意に、志水の気配を背中に感じた。彼の体が、奈保子の背中に触れるほどの距離にあった。




奈保子の身長は、百六十八センチである。正確には、奈保子のうなじが、志水の唇の位置だった。




それが今の二人には、自然な形であった。その形に、奈保子は解放的な悦びを感じていた。幸せだと、奈保子は思った。




そして、志水が両手で、奈保子の腹部を、まさぐりはじめる。志水の指と、奈保子の肌の間に、紺のコットンブラウスを挟んでいたが、男の指の腹の感触は、ひどく生々しい感覚で、奈保子の腹部に、こそばゆく走った。




奈保子は腹部に響く、指の動きのこそばゆさに耐え兼ねると、志水の両手を押さえ込もうとするかのように、彼の左右の指に、自分の両手を重ねた。




男の指と、女の指は、暴れる小さな獣のように、無言のまま、ささやかな格闘が生じた。




そして、志水は奈保子の左右の乳房を包んだ。




奈保子の乳房は、ブラウスの下で、黒い、派手なレースに彩られたブラに守られていたが、その這う指の動きに鋭敏に応え、嫌らしいほど硬く、隆起していた。



/7ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ